それを厚くするために液体石鹸に追加することができますか
モリモリ!美容ブログ 〜お肌と財布と、地球にやさしく♪〜 7.軟水
先日、美容院に行ってきました。ノンケミカル派がいつも悩むのは、美容院での「ケミカルなケア」です。
合成シャンプー、リンス。そして『トリートメントしておきますね〜』 ・・・いらないのに、「いいです。」とは言いづらい(笑)。ヘアの仕上げも、ケミカル系のヘアケア剤でセットされます。
しかし探せば、石鹸シャンプーしてくれるところもあるようです(なかなか無いですが)。また、自分の使っている石鹸シャンプーを持ち込んでやってもらう、ツワモノもいるようです(笑)。
私がそれをやるなら、「固形石鹸と、クエン酸の粉末」を持参しなくてはならない・・・(^^;;)
ところが、こんな美容院を発見しました!!
軟水のプロ、「かみせきくみこ」さんと知り合ったことを、以前チラッと書きましたが、その経由で、知ることができた美容院です。
「軟水で石鹸洗髪してくれる、カラーするならヘナ!」という、まさに望んでいた美容院・・・!!!
hair gene (ヘア ジーン)
美容院=ケミカル・・・という常識を覆されました。すばらしいポリシーの美容院でした。
●軟水と石鹸
基本は「軟水で石鹸シャンプー」。
geneで使っていたのは「アレッポの石鹸」でした。オリーブオイルで作った石鹸です。
美容院で石鹸で洗ってもらったのは初めてで、洗ってもらっている最中、『うわ〜〜本当に石鹸で洗ってる〜〜〜!!』と心の中で思っていました(*^▽^*)
軟水と石鹸の相性の良さ♪ 〔おさらい〕
・石鹸カスが出来ない。
・キシキシ・つっぱり感が無い。
・モコモコの泡が立つ。(←石鹸の脂肪酸の種類によって泡立ちの程度は異なる)
・石鹸の脂肪酸がそのまま皮脂膜となってコーティングされる。洗髪の場合は、キューティクルをコーティングしてくれる。
・脂肪酸は弱酸性なので、洗髪の場合はクエン酸リンスなしOK。洗顔の場合は、弱酸性にするための化粧水がいらない。
なぜこうなるかと言うと・・・そのしくみは、
硬度ゼロの軟水を使うと、水には「カルシウム」がゼロ。よって石鹸カスができないため、石鹸洗顔・洗髪の後の「つっぱり感」「ギシギシ感」(カルシウム石鹸という膜)ができず、石鹸の脂肪酸がうすーく肌・髪にのっかり、即座にコーティングしてくれる。
肌の場合は、乾燥肌(→それによる混合肌・オイリー肌・敏感肌)、アトピー肌を治すのに有効であるし、普通肌の人でも、肌バリアがさらに整うので、化粧崩れもしなく、肌の透明感も増します。
髪の場合は、ヘアドライ ・ブロー時に、ツルツルの手触りを実感できます。乾燥してパサパサして広がるにはもってこいです♪
このように軟水は、肌にも髪にもやさしいケアができるのです。
(詳細記事 → アルカリ性と酸性、そして洗顔の水)
●ヘナ、そして最小限のダメージで
ヘナは通常はオレンジ色しかありません。白髪を染めて黒くするには、よく黒いヘナが使われますが、実は黒いヘナはケミカルな原料。「ケミカルヘナ」です。そのため、geneでは、天然素材で色を出せるような工夫もされています。
こちらがそれについての、gene店長さんのブログ記事です。→ ケミカルヘナ
髪の色を明るくしたい場合、ヘナだけだと、ケミカルなカラーリングのように明るくすることはなかなか出来ません。ツヤが出て、光に当たった時にその色を実感するぐらい・・・昔あった「ヘアマニキュア」のような感じです。なので『ヘナで明るくしたい』という場合には、最初にケミカルなものを多少使って色素を抜き、それからヘナで明るくする方法があります。
また、パーマに関してはケミカルは避けては通れません。ストレートにしろフンワリ・クルクルにしろ、「髪の形を変える」ことには、どうしてもケミカルな方法が使われます。エアウェーブはよく「髪を傷めない」などと言いますが、やはり傷む要素はあります。
この ように、ケミカルまったくのゼロで何もかもやる・・・ということは、さすがに難しく、ケミカルを使う時は使います。しかしgeneでは、ケミカルを使うにしても「どこまでダメージを最小限に抑えてできるか」を考えてくれるところでした。それは、最小限の温度、少ない薬液、髪・地肌を守るプロセスを考慮してくれます。
ケミカルにしろ、ノンケミカルにしろ、『なるべく髪を傷めたくない』などのお客さんの希望をくんで考えてくれるという、すばらしい美容院でした!
●ヘナのトリートメント効果
私は今回は、カットとヘナをお願いしました。
今私は、ケミカルなカラーリングで傷んだ茶髪を、2年かけて地毛の色に戻したところで、パーソナルカラー「イエベ春」にしては(笑)黒髪。
ヘナでは"できれば"明るめにもしてみたかったのですが、そうすると、先ほど書いたように、ちょっとケミカルな工程も入れなくてはならず、・・・迷いましたが、まだケミカルを取り入れるのはやめよう、もう少し待とう、と思い、目に見えてすごく明るくはならないけれど通常のヘナのみにしました。
それに、ヘナで色うんぬんよりもトリートメント効果があるので、色だけが目的というわけでもなかったのです。ヘナは、キューティクルにからみつき薄い保護膜を作り上げるトリートメント効果にも優れています。そのほか、毛髪内の水分バランスを保つ・紫外線カット・殺菌にも効果があります。
通常のオレンジのヘナに「グレープシードオイル」を混ぜてやってくれました。geneでは、色々� ��した結果、ヘナに混ぜるオイルはコレにするのが、一番効果があったそうです。
ヘナのトリートメント効果は、通常のトリートメントのような、数日でおしまい・・・というわけではなく、私の場合はストレートパーマの要素も実感しました。ストンとまとまりやすくなったのです。ストレートパーマは一切かけていないのに、2週間以上たった今でも、ストンとまとまりやすい状態です。
クセ毛を気にしてストレートパーマ・縮毛矯正をする人も多いのですが、一言で「クセ毛」と言ってもいろいろあり、広がりやすいのを単なるクセ毛だと思っている人も多いかもしれません。しかし、広がる原因が「乾燥・傷み」である場合は、その対策をすればストンとまとまるようになります。
ヘナを塗り、温めながら時間を置き、アレッポの石鹸で洗い流しました。仕上がりはツルツル!!
ブロー後の「オイル」によるヘアセットも、ケミカルなヘアケア剤はもちろん使いませんでした。一連の工程で、ケミカルな要素、いっさい無し!! 美容院でこんな体験は初めてで、感無量でした。
●毛髪について分かったこと
また、美容院と言えば、鏡を前にして雑誌を読みますね。私はよく、「女性自身」かなんかで暇つぶしすることが多いです(笑)。今回は、宮崎あおいが表紙の雑誌なんかがありましたが、その他に・・・「毛髪百科」、「水とはなにか」・・・などなど、この美容院のコンセプトらしく、私の興味をそそる本を置いてくれました(笑)。
「毛髪百科」はとても面白くて、全部読んでみたいと思い、注文してしまいました。
店長さんとのトークでもものすごくためになる話、美容話(とくに髪の毛、軟水にまつわる話)が出来たのが本当に嬉しかったです。今まで知りたかったこと、疑問、解決したいと思っていること・・・などの「ヒント」が得られ、確実に、新しいステップにつながりました。
石鹸シャンプーに変えて髪の乾燥はなくなりましたが、クセ毛そのものについてと、白髪の謎、この2大要素が、これからの私の研究課題(←おおげさ。笑)です。
トークと「毛髪百科」で分かったこと・気づいたこと・理論としてハッキリ分かったこと・・・など、簡単に書きますが、次のとおりです。
●丁寧にブラッシングすると、髪はツヤが出る。
これは、頭皮から分泌される皮脂が、根元から毛先のほうへと行き渡るからなんだそうです。なるほど、夜の洗髪したてよりも、一晩おいて朝になってからのほうが、ストンとまとまりやすく、ほどよくしっとりまとまるのは、皮脂分泌のおかげだったんですね。
毛髪も肌と同じく、皮脂に守られているのです。
●枝毛が出来るしくみ
毛先は、カットされる部分であるため、毛髪の中にあるケラチンや水分保持因子が剥き出しになっていて、少しずつそれが洗髪などのたびに水に溶け出し、乾燥しやすくなっていき、中身に亀裂が生じて、枝毛になる。
また、ブラッシングする時は、頭の上のほうからブラシを降ろすと、毛先のほうで一番負担がかかるので、切れ毛などが出来やすい。
対策:
・毛先を中心にトリートメントし、コーティング。
・ブラッシングする時は、毛先のもつれを取ってから上からかけ、力任せにやらない。
・静電気のおこるブラシを避ける(プラスイオンが発生するとキューティクルを傷める)。
・切れ味の悪いハサミでカットしない。
毛先のトリートメントなら、私は、オーブリーオーガニクスのGPBや、ホホバオイルがオススメ。(どちらも、ブログの左側に載せてあります。)
紙で指にフィットする爪を作る方法静電気を発生させないブラシや、マイナスイオンのブラシは、あっちこちで見かけますね。
ナイロンブラシは静電気を起こしやすいものですが、最近は「マイナスイオン発生」をアピールしたものが多いです。
天然のブラシなら、豚毛・猪毛のブラシなら、静電気も起きない上、ブラッシングでツヤが出ます。(私も、つい最近買ってみました。しっとりまとまります!)
また、電池を入れると振動するブラシもあります。これも、静電気を起こさない効果がある上、振動で(?)ストンとまとまりやすくするそうです。科学的根拠がちょっとアヤシイ気がしますが(笑)、実は私もコレを愛用中。"なぜか"まとまります。なぜだろう?(笑)
旅行用・持ち歩き用にも欲しく、折りたたみのハンディタイプも買ってしまいました。
●ハゲの原因 その(1) 「頭皮の柔らかさ・つっぱり」も関係がある?
頭皮を手でカクカク動かせますか?カツラのように。これが出来てすごく動く人と、あまり動かない人がいますね。昔は、科学的な理由は知らなかったのですが、『これがよく動く人はハゲない』と聞いたことがありました。私は、よく動くほうが血行が良いからかな、と思っていました。
血行はあらゆることに影響をもたらすので、それももちろんあるのですが、直接的な理由はこうでした。
脳は50年以上成長を続けているが、頭皮はその成長についていけない。よって脳が成長してふくれると血管が圧迫され、頭皮がつっぱることでハゲる。
これをサルの頭皮で実験してみて実証されたそうです(一部を切り取り、引っ張って縫い、頭皮のたるみをなくしたらそこからハゲた)。
シャンプーする時に、指の腹でマッサージしますが、おおいにやったほうが良さそうですね。
●ハゲの原因 その(2) 男性ホルモン
こっちは有名な話です。男性ホルモンは、体毛を濃くする一方、頭髪に関しては逆なんですよね。女性ホルモンは、しなやかな毛髪を作るホルモンですが、男性ホルモンはこれを抑制するホルモン。
また、男性ホルモンは皮脂分泌をさかんにします。よって、頭皮の皮脂分泌が過剰になると毛穴が詰まり、ハゲの原因になるとも言われています。(=脂漏性脱毛)
●くせ毛
くせ毛については奥が深いので書ききれないのと、まだまだ調べる余地があるので、一部だけ書きます。
【くせ毛の種類】
(1) もわっと広がる→これをくせ毛だと思う人もいるが、実は「乾燥・傷み」が原因であることも多く、それを解消すればストンとまとまって解消。
(2) 1本1本に波状のうねりは感じられないが、まとまると波を打つ。
(3) まとまって波打つのでなく、1本の毛そのものがウネウネしている。
(4) 毛先5cmぐらいだけ波状毛、つまり生え始めだけでそれを超えるとまっすぐに生えている。(ほとんどの人にある。襟足・耳のまわりなど、内側に多い)
(5) 縮毛 (黒人に多い)
水分が少ないために硬くてまとまりにくいタイプ、その逆のねこっ毛のタイプもあり、これによって広がりやすさ・まとまりにくさも影響する。湿気などで広がる人・広がらない人は、毛髪中の水分量の差による。
私の場合は、(1)と(4)が悩みでした。
しかし、(1)は、ノンケミカルで石鹸シャンプーで解消しました。軟水を使うことも効果大でした。
ケミカル時代は、乾燥がひどくてぱさつきがち、それをくせ毛のせいであるとも思い、ストレートパーマを何度もかけ、また、ツヤの無さを「カラーリング」でごまかしたり、エクステを付けてみたりもしました。これらの繰り返しで、最終的には、洗髪後に「髪がすっぴん」ではいられない、なにかをつけないとパサついてしょうがない髪になってしまいました。そこで始めたのが石鹸シャンプーだったのです。
カラーリングも、必ずしも茶色だからキレイとはいえません。黒髪でも茶髪でも、髪じたいがキレイな人は、どんな色でもキレイです。肌と同じく、見てキレイだと思うのは、塗られた「色」ではなく、「透明感」などの質ですよね。
今では、洗髪後、何もつけなくても潤うようになったし、ツヤも出て、ストンと しっとりまとまるように。枝毛も出来なくなりました。多少広がったとしても、対処方法や理由が分かれば、あわてることがありません。
残る(4)については・・・ 現在、これについて改善中・模索中です。
襟足・耳のまわりは、肩こりによる血行不良があると老廃物がたまりやすい部分です。顔のたるみ(とくにあご肉のもたつき)に影響します。髪の毛にもこれが関係しているんじゃないかな、と思っています。
私は、シャンプーする時に、この「毛先だけ波状」が多い部分を念入りに頭皮マッサージしますが、確かに、そのマッサージした部分については、血行を良くする効果はあるかもしれませんが、もう出来てしまった部分に対してやっても、おおもとの解消にはなりませんよね。もともとが、肩こりなどによる老廃物の蓄積なのだとしたら、その「もと」のほうも何とかしなければなりません。
肩こりを治すなら、何と言っても、コレです!
私は3年ぐらい前までは、ひどい肩こりに悩んでいましたが、コレをやったおかげでみるみる解消しました!!簡単だし、すぐに効果がでます。肩こりに効果があるだけでなく、ここを動かすことは、顔のたるみの解消・予防にも効果があります。
→ 「肩甲骨、僧帽筋 とりあえずコレ!」
これからも、髪の毛について調査を続けていきます。
髪の毛もノンケミカル! 健康でツヤのある髪の毛をめざしましょう!!
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