2012年3月24日土曜日

Mt.富士ヒルクライム | バンブーの四十路ロードレーサー日誌


チームの定例行事「Mt.富士ヒルクライム」に今年も参加してまいりました。

4年連続4回目の出場。
ベストタイムは初出場時の1時間13分00秒。
何とかこの記録を更新して、あわよくばクラスで表彰台をゲットしてみたい。
またあのるみちゃんさんの記録をピョコっと上回ってみたいなんて、コソっと目論んでおりました。

さて、レース前日は小雨が降る寒々とした天候だったのが、当日の朝は超快晴に。
去年も結構良いお天気でしたが、今年はそれを遥かに上回る空模様。スタート地点から富士山もくっきりと見えます。
それにしても、相変わらずスゴイ出場者の数。


超テンション高めのイワシ氏をバックに・・。

ただし、今年はチームからの参加者はかなり少なめ。
あまりの人気に、申込みがあっという間に締め切られてしまい、出たくても出られなかったメンバーがたくさん発生してしまったようである。(残念・・)
ちなみに今回の出場メンバーの中で一番気合が入っているのは「イワシ氏」。
当人曰く、まさにこのレースに照準を絞って、今年はトレーニングに励んできたとのこと。
んで、目標は「ゴールドステッカー」らしい・・。(ま、マジっすか?)

会場で荷物を預けて、そのイワシ氏とともにアップに出る。
天気は良いが気温はかなり低め。周辺の道で30分程かけて入念にアップしておく。
スタート会場に戻って、召集場所にバイクを置く。
と、すぐそばに妙なスタイルの選手を発見。


これは駅員?警備員?運転手?

この方、実は結構速いらしい。
去年、あのasaasa氏がこの方と一緒に列車に乗ったものの、あえなく千切られてしまったという話を聞いていた。要チェックである。(笑)

今年からはスタートが年齢クラス順ではなく「申告タイム順」になった。
ただし、表彰は年齢クラスで分けられる。年齢クラスはゼッケンでも見分けがつかないので、トップ選手にとってはちょっとやり辛いところもある。
でも確かに、全体のタイム的には、この方が伸びるような気がする。


スタート直前、やや緊張気味のイワシ氏・・。

7時にアスリートクラスからスタート。
その後女性クラスがスタート。そして、しばらくして我が「申告タイムでは最上位クラス」がスタートを切った。

最初はパレード区間。
でも、結構ペースは速め。前を見ると例の「駅員さん」が飛び出していた。(すげ〜)
集団の中から「何じゃありゃ?」と声があがる。
オイラが「アレ結構強いゾ〜」と応える。と、集団のあちらこちらから笑いが生まれた。


効果的な文章を作る方法

駅員さんがトップのまま交差点を左折。すぐに計測開始地点が近づいてきた。
集団のペースが一気に上がる。オイラも忘れずにストップウォッチボタンを押しながら「ピー」とラインを越える。
すぐに集団は縦に伸びていく。
オイラもしばらくは集団先頭にいたが、あまりに速いペースのため「無理しちゃダメダメ・・」と早々に離脱。イワシ氏を含む15名ほどの先頭集団を見送る。(いってらっしゃ〜い!)

それでも、しばらくすると同じようなペースの選手が10名近く集まってきた。
20km/hくらいの速度になると、さすがに集団走行の効果が出てくる。
前方からもポロポロと選手が落ちてくる。また後ろからも集団が追いついてきたりする。
この辺りは、申請タイム順にスタートしたことが大きいと思う。
と、いきなり前方であの駅員さんが、バイクを置いてコースを小走りに横切るのが見えた。
どうやらボトルを落としてしまったらしい。。。(アララ・・)

5km地点を過ぎる。
時間は15分45秒ほど。ベスト時よりも1分近く早い。(お!)
「ヨシ、いける!」と思う。心拍も170〜175前後で安定している。
ま、足の方もまだちょっと余裕があるような気がする。(タブン・・)
しかし集団の方は徐々に小さくなり、もう5人程度になってしまった。

10km地点を過ぎる。時間は30分を切っている。(ヨシ!)
非常に順調。ほぼ事前に計算した「1時間10分切りシミュレート」通りのタイムである。
しかしこの辺りから、一緒に走る選手は2人に減ってしまった。
一人は、淡々と走るが、勾配が上がるとややペースダウン気味になる大柄な選手。
もう一人は、勾配が上がるとダンシングで急にペースを上げるが、緩くなると失速する小柄な選手である。(誰かにそっくり?)
とりあえず、それぞれの選手のペースに惑わされぬよう、落ち着いて走るようにする。

15km地点を過ぎる。
時間は45分を切っている。タイム的にはまだ順調。
と、ここで後ろから2人の選手が追いついてきた。これで集団はまた5名に。
何とかこの集団のまま20km過ぎの平地区間を迎えたいと思う。
しかし気温がかなり下がってきた。足の回転もやや鈍ってきた感じがする。心拍も160台後半に下がっている。

19km地点からはタイムアタック区間。
選手の一人(例の小柄な選手)が、ドヒューンっと加速して行った。
とりあえずオイラは静観状態で、マイペースで走るようにする。(て言うか、ちょっとキツイ・・)
で、タイムアタック区間が終わると、飛び出した選手はまた集団に吸収された。(忙しい方です・・)


日本語で何かをスペルする方法

20kmを越える。時間は1時間を10秒ほどオーバー。
ここからゴールまで、ベストタイム時でも11分弱かかっていた。
1時間10分を切るためには、10分以内で走らないとダメ。
しかしさすがに足にはかなり疲労が溜まってきている。「う〜ん、ちょっと厳しいかな〜」と思うが、タイムを伸ばすにはここからが一番大事。
よし! あとはもう「根性!」である。(by 住田道場)

と、前方の道端から妙な人が現われた。
何と、「悪魔おじさん」である。(おお!)
思わず、背中のポッケからデジカメを出して撮影する。(な、何しとんねん!)

いやいや、楽しそうである。
と、しばらく走ると、前方に一人走る女性選手を発見。
何とケッタマシーンズのウェア。以前TD淡路で一緒に走ったテツさんの奥さんである。
思わずまたデジカメを出して撮影する。(だから、何しとんねん・・)

かなりのペース。しかし息遣いも結構苦しそう。
とりあえず「オ〜っス」と声を掛けながら、余裕のフリをしてスーッと抜いていく。(エ?バレバレ?)

と、かなり勾配が上がってきた。
この坂を越えると、一気に勾配が緩くなる。
「ここは付いていかんと後でシンドイで〜」と誰かが声をあげた。
そのとおりである。何とかこの集団のままクリアして、平地区間は集団でペースアップしたい。(しかし、キツイやんけ・・)

何とか急坂をクリア。(ぶは〜っ!)
5人全員揃っているようである。
よし、ここからは一気にペースアップ・・・と思ったら、意外に集団のスピードが上がらない。
と、いきなり「行きます!」と、例の小柄な選手が先頭をひき始めた。(ブラボー!)
が、すぐにペースダウン。相当シンドイようである。(アララ・・)
で、オイラが交代。またペースを上げる。(うりゃ〜!)
が、いきなりペースダウン。すぐに後ろに合図を出して交代する。。。(めっちゃシンドイやんけ・・)

何てやっていると、前方にゴール前の最後の急坂が見えてきた。(き、きた〜!)
と、ここで集団の後ろから、グワ〜っと選手が上がってくる。(ゲゲ・・)
オイラもペースを上げるべく足に力を入れる。が!スカスカ・・・。(ありゃ・・)
時間を見る。もう1時間9分を超えている。10分切りまであと少ししかない。(ゲゲ・・)
腰を上げてダンシングに切り替える。が!スカスカ・・・。(ありゃ・・)
で、すぐにシッティングに戻す。。。(ダサ・・)


タイガー·ウッズ:私はゴルフをする方法

最後のトンネルを抜ける。
もう必死。渾身の力を込めてペダルを踏んで回す。(おっりゃ〜!)
何とか一人の選手(例の小柄な方)をパス。しかし前にはまだ4人ほどいる。
ここで下ハンを持ってダンシング〜! と思ったが・・やめとく・・。
もうシンドすぎである・・。(なんじゃそりゃ!)

ゴールが見えてきた。やおらギャラリーが増えてくる。
もう汗も涙もヨダレもハナミズもハナクソも関係ない! エエイ! 全部出してまえ〜!
も、もう少し、ク、ククク、クオ〜! ミ、耳〜〜!!

と、ゴールラインを越えた。(ぶへ〜っ!)

そのままヘロヘロと荷物受け取り場所へと進む。
と、イワシ氏を発見。「う〜ん、7分台でした〜!」とのこと。
残念ながら目標の5分台には届かなかった模様。しかしそれでも十分優勝の可能性があるタイムである。
とりあえず、表彰式の予行演習ってことで、富士山をバックに撮影してもらう。


ちなみに撮影者は昨年50歳台クラス優勝のやまさんである・・・^^;

しかし、それにしても最高のお天気である。下界にはキレイな湖が、そして遠くにはまだ雪化粧が残る山並を望むことができる。(すげ〜!)
と、下っている途中でファンライド編集長を発見。
続々と上ってくる選手に向かって、大声で声援を送られていた。

いたって快適に下山。スタート地点に戻る。
まずは、名物?「吉田うどん」を堪能?する。(笑)
と、しばらく経って、イワシ氏より「クラス優勝しました〜!」との報告があがった。
「おお!すっげ〜!!おめでと〜!!!」と大盛り上がりのメンバー。

んが、続いて「**さんは、残念ながら4位でした・・」との報告が・・。
「エ? 4位か〜!」と思わず頭を抱えてしゃがみこむオイラ・・。
う〜ん、やはり3位と、4位とでは、何だかかなり差があるような気がする・・・。

とりあえず、自分で掲示板へ確認することに。

う〜ん、3位の外人さんとは20秒以上の開きがある。
が、よく見ると、2位のところに今中大介氏の名前があった。(ん?)
「これって・・もしかして・・いや、しかし・・」である。
と、またしばらくして表彰者の招集のアナウンスが・・。
で、そこには今中氏の名前はなく、何とオイラが3位に繰り上げ当選されていた。ハハハ。(ラッキ〜!)

いやいや、さすが今中大介先生。人間が出来ていらっしゃる

それにしても今中先生には完敗である。
し、しかし、8分台って・・アナタ・・・。


その他では、やまさんが50歳台クラスで準優勝。(さすが・・)
ちなみにタイムは、1時間10分後半だったとのこと。
もう、すぐ後ろから迫っていたようである。(危ない危ない・・)

そして、ケッタマシーンズのテツさんはマウンテンで7位入賞。
で、奥さんの方は、何と女子総合優勝。(ブラボー!)
それにしても相変わらずキレイな奥様です。

んで、表彰台の裏でちょっとお話したときに、しっかりと握手させていただきました。
(ま、これが、富士へ来た一番の目的かも・・)

で、オイラもまた晴れて表彰台へ。

と、何とあの「駅員さん」も入賞されてました。。。(笑)
リザルトを見ると、どうやらバス会社の方のようです。(運転手さんなのか?)

さて、正式タイムの方は、1時間10分12秒とのこと。
ちなみに、あのるみちゃんさんの去年のタイムは、1時間10分7秒。
ウっ・・。5秒差・・・。5秒差・・・。5秒差・・・。
やはり、デジカメなんかで遊んでいる場合ではなかったか・・・

で、今回のポラールデータはこんな感じです。

今までたくさんのポラールデータを公開してきましたが、実はヒルクライムレースは初めて。
平均心拍は何と170。パレード区間を入れているので、実際はもっと上のはず。
ま、これを見ると、やはり個人タイムトライアル的なレースなんだなと思います。

さてさて、富士ヒルクライムも無事終わりました。
次のイベントは6月8日の「グランフォンド福井」です。
ちなみに、これはレースじゃありません。
ただし「210kmを8時間以内に・・」という制限時間があります。
これって結構なペースです。

たぶん先頭集団が出来ると思います・・♪



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