ここに１周15マイルのサイクルロードがあるということでやってきました。
この日はあまり天気が良くなかったのですが、直射日光はなくすごしやすい温度ではありました。

車を置いたマリーナです。モーターボート、ヨットが係留されています。
米国はこういう施設が充実していて安価に使えるのが魅力です。
ヨットも外海（外湖）に出かけていきます。
エリー湖は琵琶湖の何十倍（何百倍？）あるのか知りませんが横幅はデトロイトからナイアガラまでなので数百キロあります。

まるで海のようです。
ここのサイクルロードはよく整備されており走りやすい、貸し自転車屋もあり多くの人が走っています。
写真をとったときは朝だったのでまだ多くはありませんが帰る時刻には結構な人が自転車に乗り走ってました。

Presque Isleを一周した後は町に出て、進路を東に取り湖岸沿いを走ります。
町の中は緑が多くきれいな町並みが続きます。

あれれ、へんなカエルがいます。

町のそこここでカエルのディスプレーを見ますがこの町のマスコットでしょうか。
ヒコニャンならぬエリケロ。

郊外に出ますとブドウ畑、果樹園が続きます。
この辺りはぶどうが名産でワイナリーも多くあります。といってもおいしいワインはないようですが。

今日の折り返し点はニューヨーク州との州境、ニューヨーク州にタッチして帰ってこようと思っています。
湖岸沿いの道はもっと平坦だと期待していたのですが結構アップダウンがあります。
結構疲れてきたので、ちょっと一服。

バーガーキングで昼食です。
ウォッパーとフレンチフライ、水（ボトル）で６ドル弱。
ちょっと高いなあ、牛丼なら５００円ありゃ大盛りに味噌汁つけておつり来るんとちゃうやろか。生姜もとり放題やし。

しばらくの休憩の後、また東に向けて走り出します。
ようやくニューヨーク州の看板が見えてきました。
ヤッター折り返し点到着。
Welcome New Yorkの反対車線はWelcome Pennsylvaniaです。当たり前か。

来た道を戻りますが、復路は大体の距離感がわかるので往路よりも楽な感じがします。それでもやっぱりアップダウンはしんどい。
今日はずっと曇っているので涼しく、その点ではまだまし。
日本のように朝７時か３０度というのとは違います。

今日は２時半で72度（22度）ですから涼しいです。
日本の夏に自転車乗りに出るというのは自殺行為のようなもんです。
今日の新聞にはトイレに入ってて熱中症で死んだという記事が出てました。
日本ではうかうかトイレにも行けません。

また町の中に戻ってきました。
緑がきれいです。
ハイ、駐車場に到着。Presque Isleをもうちょっと走ろうと思っていたのですがあいにく雨が降り出しました。
今日のサイクリングはこれで終わり、全工程68.7マイル（110Km）でした。
ご苦労さんでした。

家につきましたら、郵便受けに荷物が。
この間オーダーしたサドルが到着。
自転車というのは部品点数が丁度ええ位にあって、それぞれの部品が個性を主張して、わしを買うてくれ、わたいの方がええ仕事しまっせえと叫んでいます。
そのうたい文句についつい騙されて手を出してしまいます。

ゴルフのときもそうです、このクラブを使えばあなたは今日から別人、このクラブを使っても30ヤードしか飛距離は伸びません、飛距離とともに正確さも、とか言われて思わず買ってしまったのでした。これが全てうそだと知った後は、目からうろこ、このレッスンを受ければシングルゴルファーに！、2週間以内に100を切れない方には即刻返金！、体験談"今までクラブやレッスンに金をかけていたのが馬鹿でした、このレッスンで目が覚めました！"。
信じやすい人の良い私はこのようなレッスン書を買ってしまうのです。

また、格好から入ってしまう私にはこういう部品類に思わず手を出してしまうのです。

女房が日本に行ったから買ったというのではないのですが、図らずもいなくなってから手にしたものです。
ヘルメット、サドル、スプロケット（これはすでに買ってあるタイア、ホイールセットに使うもの）ですが、全部インターネットのオークションで安く手に入れたもの。
安く買うで思い出しましたが、関西人は物を安く買って自慢し、東京人は高い物を買って自慢するという話がありましたが、やはり私は関西人ですなあ。
ほんまに安いもんを買うてるのですよ。
安くつく、健康的な趣味です。